防水工事・雨漏り修理

防水工事
屋上やベランダ、工場などの床の防水工事を承ります。屋上やベランダに施された防水処理は、経年劣化します。特に風雨、紫外線にさらされる屋上の劣化には注意する必要があります。また、古い建物の屋上は、防水処理の工法が今の工法よりも劣っているものがあります。
雨漏り・水漏れを発見した場合、弊社にご相談ください。雨漏り・水漏れの状態を点検し、適切な補修、防水処理を行います。

鉄筋コンクリート造 建築物の注意点

説明する男性

鉄筋コンクリート製の建物の屋上には、モルタルを施工し目地を切っているものがあります。モルタルはアルカリ性で時間と伴に空気や水と反応して中性化が進み劣化していきます。モルタルはボロボロと剥がれ浸水し、内部構造にまで損傷をあたえます。一度中性化してしまうと、強度を維持する事は困難な状況になり補修には大規模な工事が必要になります。

ゆえに鉄筋コンクリート造の建物は特に入念なチェックが必要とされます。中性化防止の塗料を塗る、屋上や外壁の防水状態を見る等の診断とメンテナンスは欠かせないものです。

事例 ❶RC造建築物の屋上

RC造建築物の屋上

モルタルが中性化しボロボロと崩れ落ちる状態です。シーリング材の劣化も激しく、モルタル下の防水処理の損傷により浸水しています。

事例 ❷防水塗料の劣化

防水塗料の劣化

経年劣化により防水塗料が剥がれ落ちています。早急に点検と防水塗料の施工が必要な状態です。

事例 ❸屋上の換気塔

屋上の換気塔

屋上に構造物がある場合、周辺の防水処理の状態を確認することが重要です。構造物周辺の防水処理は劣化が進みやすいので浸水の原因になります。

事例 ❹防水塗料の塗布

防水塗料の塗布

防水塗料を塗布している様子です。防水シート等の上に防水塗料を施工することで、優れた防水性を確保できメンテナンス性にも優れています。

ベランダやバルコニーの防水処理の注意点

説明する男性

ベランダやバルコニーの防水処理には、防水シートと防水塗料が使用されます。ベランダやバルコニーの床がグレーっぽい色をしていることが多いと思いますが、防水塗料の色です。ベランダやバルコニーの掃除を怠ると、たまったゴミや水などにより防水塗料の劣化が進んでしまいます。勾配が小さく水はけの悪いベランダ、バルコニーも注意が必要です。

防水塗料の劣化が進みひび割れなどが生じると、その下の防水シートとの間に水、ゴミが入り込み浮きや膨れが発生します。こうなってしまうと、防水シートの下処理や構造物自体の点検が必要になります。常日頃からの掃除、目視での点検はとても重要です。

事例 ❶排水溝からの水漏れ

排水溝

排水溝にゴミが貯まるとベランダの水はけが悪くなり、防水処理の劣化が進みます。
コンクリート製のベランダの場合、冬の期間、貯まった水が凍結と融解を繰り返しひび割れを起こすこともあります。

事例 ❷鉄製ベランダの腐食

鉄製ベランダの腐食

防錆剤もしくは塗装が落ちてしまい鉄製のベランダが腐食し、穴が空いています。
ここまで腐食が進むとベランダ自体が倒壊する恐れがあります。腐食が進行しやすい鉄製のベランダは、特にメンテナンスに気をつける必要があります。

事例 ❸施工に用いる防水シート

防水シート

防水工事に使用する防水シートのサンプルです。通常、防水シートの上にコート剤を塗布して表面処理を行います。
防水シートさえ劣化ししなければ、コート剤の塗り替えだけで防水効果を維持できます。

事例 ❹防止工事の表面処理

防止工事の表面処理

表面処理を行うことで、防水の下処理や防水シートを保護します。表面処理を行う塗料にも種類があり、お客様のニーズに合わせて選択施工します。

雨漏りに気づいたら直ぐにお電話を!

説明する男性

雨漏りと言うと屋根からの浸水をイメージしますが、実はベランダやバルコニーからの浸水も多く見受けられます。真上が屋根で天井に浸水痕があったら屋根からの雨漏りですが、1階部分で浸水痕が見つかった場合は、ベランダやバルコニーからの浸水を疑います。

雨漏りを放っておくと、建物を支えている大事な柱や梁、骨組みなどが錆びたり腐食させたりするので早急な補修が必要です。雨漏りに気づき、いち早く雨漏り修理をした場合、構造物への損傷が殆どなく防水工事だけで済むこともあります。建物の構造物が痛むと状況によっては、柱や梁のすげ替え、断熱材、壁、天井の張り替えが必要になり、予想外の費用がかかってしまいます。

雨漏りに気づいたら、まずは弊社にご連絡ください。

事例 ❶珪藻土の壁に水染み

水染み

壁の色によっては気づきにくい水染みです。上層階に給排水設備が無い場合、屋根、外壁、ベランダ、窓枠などから雨漏りしている可能性があります。

事例 ❷壁紙のはがれ

壁紙のはがれ

雨漏りによる壁紙のはがれで、天井や梁、断熱材が腐食している恐れもあります。部屋の隅だけで無く、中央付近天井に異常が見られたら、雨漏りの可能性が大きいです。

事例 ❸シーリング材の劣化

シーリング材の劣化

屋根の笠木のシーリングが劣化し、雨漏りの原因となる恐れがあります。角の部分は痛みやすいので定期的な点検、補修が必要です。

事例 ❹屋根の定期点検

施工事例

屋根は雨漏りしていなくともメンテナンスが必要な場合があります。梅雨の前や積雪のある地域では冬の前に点検することをおすすめします。